かっこいいと思われるには?

自分では「イケメン」だと思っているのに、意外とモテないと悩んでいる人も時々います。そもそも、そういう人は大きな勘違いをしています。「顔」でモテようとしているところが古臭いのです。

Q.昔から「イケメン」だと言われているのですが、なぜかモテません。合コンなどで、自分よりずっとブサイクな男がモテているのを見ると、情けなくなります。いったい、なにが悪いのでしょうか? (タカヒロ 28歳 会社員)

A.最初にショックなことを言いますが、「かっこいい」と「イケメン」は別物です。「かっこいい人」はいつの時代でもモテますが。「イケメン」は必ずしもモテる要素ではないのです。その点をあなたは、勘違いしています。自分のイケメンぶりに頼っていてはいつまでたってもモテることはありません。



かっこいいとイケメンと違いとは?

昔から使われている「かっこいい」には、「顔がいい」という意味以外に、性格が実直、頭がいい、感じがいい、さわやかだ、などの意味が全て含まれていました。男性として総合的に「かっこいい」人だったわけです。「イケメン」はその中で、「顔」の良さだけを取り出したものです。



しかも、「美男子」の基準はどんどん下がっています。かつては1学年に一人か二人しかおらず、女の子は数少ない「美男子」に全員が恋をしました。今は、クラスに4~5人はいるでしょう。全然珍しくありません。

学年に一人、二人しかいない美男子は、皆性格を磨くことに一生懸命になったものです。自分の顔にふさわしい「男らしさ」や「ファッションセンス」「言葉遣い」「教養」といったものです。昔の「美男子」はアイドルのようにモテました。



今の時代はかわいいがモテる

「かっこいい」男がほとんどいなくなった現代において、女性たちはかっこよさの中の一部分を取り出して「イケメン」と呼ぶようになりました。男性を評価するポイントの一つとして抜き出しただけのことです。彼は背が高い、彼は太っている、などというのと同列に「彼はイケメン」と表現するだけであって、「それだから好きになる」という要素ではありません。ですので、「イケメン」であろうとなかろうと、性格面でのプラス要素がなければ女性にモテることはないのです。

今の時代には、プラスアルファの要素として一番効果的なのが「かわいい」ことです。実は、何もかも完ぺきな男性は今はあまり人気がありません。カッコよすぎる人は、疲れる時代なのでしょう。テレビで人気のある男性アイドルも、「ひょうきんさ」をウリにする人が増えていますし、お笑い芸人がモテる時代です。

相手の気持ちをやたらと気にしなければならない「空気を読む」時代においては、わかりやすい人間が好まれるのではないでしょうか。ホストも少し頼りなさを演出した方が、女性にはモテます。なんか憎めない、なんか可愛がってあげたい、と思われる男性に人気が集まります。



ですので、自分の「イケメン」ぶりを過信しないで、面白い男になる努力をしてみましょう。自分の周りをよく見て、面白いネタをつねに探して軽くコメントできるようなセンスを磨くことも大切です。